真野学区社会福祉協議会 – 社会福祉法人大津市社会福祉協議会

真野学区紹介

真野という地名は美しい景色を意味しています。これは古代の「真野」は真野川が肥沃なデルタ地帯の広々とした平野を形成し、風光明媚で且つ豊穣の地であることに由来しています。

奈良・平安時代には「真野の郷」として栄え、真野川地先の入り江は、遠国を旅する歌人や風雅を愛した大宮人達がこの地に遊び、びわ湖や比良、比叡の美しさに魅せられて詠んだ多くの讃歌が万葉集等に残っています。

「金葉和歌集詠み人源俊頼」本年尾花波よる秋の夕暮れ」

入り江跡碑　風光明媚な入り江も江戸時代には埋もれて田畑に変わっています。

入り江跡碑

真野学区社協活動の特徴

昭和39年に琵琶湖大橋が完成し、昭和49年にJR湖西線が開通、更に昭和61年に湖西道路が開通。いわゆる日本が右肩上がりの高度成長を遂げた時期に、それまでの閑静な農村集落だった真野地区は、京阪神のベッドタウンとして注目され、宅地開発やマンション建設、更に土地区画整理事業による市街地整備、堅田駅西口広場の開設等、大津市北部の拠点として、賑わいや医療・福祉の機能を備える地域へと大きく発展をしました。

人口も今や8千人近くに増加し、今後も発展が見込まれる地域となっています。

地域福祉のまちづくりには、先ず新旧住民の融和を図り「絆」を育むことを目指し、相互のふれあい活動に重点的に取り組んでいます。